2026.11.03(火)
別注色の染色ロットは何m? 素材ごとの染め方と試作染めの条件
ナイロン・アクリル・綿・ポリエステルの染色ロットと、試作染めの進め方
この記事の要点
- ナイロンテープは連続染色です。1,500m以上なら小ロット代はかかりません。1,500m未満は数量に応じて2段階の小ロット代がかかります。
- アクリルは釜染めで20kg、綿は30kg、ポリエステル(エスティ・エコテル)の別注色は後染めで15kgが基準のロットです。必要なm数は、テープの種類と幅で変わります。
- 試作染めは、ナイロン・アクリルなら50mからできます。
- 色は、生地や革のカット見本、パントーン、DICのカラーチップでご指定いただけます。
素材によって染め方とロットが違います
テープの別注色は、素材ごとに染め方が違い、それによって染色のロット(一度に染める量)も変わります。
| 素材 | 染め方 | 基準のロット | ロットに満たない場合 |
|---|---|---|---|
| ナイロン | 連続染色 | 1,500m | 50〜450m/500〜1,450mの2段階で小ロット代 |
| アクリル | 釜染め | 20kg | 小ロット代 |
| 綿 | 釜染め | 30kg | 小ロット代 |
| ポリエステル(エスティ・エコテル) | 定番色は糸染め(先染め)、別注色は後染め | 15kg | 小ロット代(エスティは2kg未満でさらに別設定) |
ナイロンの蛍光色やシルキータッチなど、一部の商品は条件が異なります。料金は素材・数量によって変わるため、お問い合わせください。
重さで決まるロットは、商品によってm数が変わる
アクリル・綿・ポリエステルのように重さ(kg)でロットが決まる素材は、テープの種類や幅によって1mあたりの重さが違うため、同じ20kgでも染められるm数が変わります。幅の広いテープや厚いテープほど、必要なm数は少なくなります。
エコテルの色物は30m巻きで準備しています。
試作染め(色の確認)について
- ナイロン・アクリル:50mから。ビーカー(テスト染め)はできません。事前の色合わせ(色出し)は行わず、50mを一度で染め上げます。
- ナイロンの注意点:ナイロンは連続染色のため、試作では50mを2〜5本に分けて並べて染めます。そのため、テープにつなぎ目が出ます。
- ポリエステル(エスティ・エコテル):試作でも2kg以上が必要です。m数は商品と幅によって変わります。
- 色の確認:染め上がった色は、染色の現場と当社の2段階で確認します。
色の指定方法
- 一番確実なのは、生地や革などのカット見本です。実物の色に合わせて染めることができます。
- パントーン、DICのカラーチップでもご指定いただけます。
- ファスナーメーカーの色番号でのご指定にも対応できます。
納期の目安
商品によって異なりますが、約3週間です。生産の混み具合によって変わります。
よくある質問
Q. ナイロンテープは何mから別注色で染められますか?
A. 50mから染められます。1,500m未満は小ロット代がかかり、1,500m以上ならかかりません。
Q. アクリルやポリエステルは何mから染められますか?
A. 重さでロットが決まるため、テープの種類と幅によって変わります。商品名と幅をお知らせいただければお調べします。
Q. 色はどうやって伝えればよいですか?
A. 生地や革などのカット見本をいただくのが一番確実です。パントーン、DICのカラーチップでも対応できます。
Q. 料金はいくらですか?
A. 素材と数量によって変わります。お問い合わせください。
お問い合わせ
商品名、幅、色、必要なm数、納期をお知らせください。
お問い合わせ:https://kasai-tex.jp/contact/