2026.10.27(火)
柔らかく高級感のあるテープを探している方へ
厚み・手触り・きめ細かさは、糸の選び方と織り方で決まります
この記事の要点
- 厚いテープを作るには「太い糸を使う」「細い糸をたくさん使う」方法があります。ただし、きめ細かな表面と厚みを両立するのは簡単ではありません。
- 経糸の密度、緯糸の打ち込み、織り組織、糸の素材・形状・番手、加工、染め方の組み合わせで仕上がりが変わります。
- 当社の高級テープ「シルキータッチ」「ハッピーハンズ」は、さまざまな工夫を重ねて仕上げています。
「これじゃないんだよな…」と思ったことはありませんか
用途によっては、薄いテープだと華奢に見えたり、安っぽく見えたりします。もっと厚いテープが欲しい。でも、見つけた商品は何か違う。バッグやファッション雑貨の企画で、そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
テープはリボンとは違い、荷物を支える機能と見た目の両方が求められる織物です。
厚みを出す2つの方法
- 太い糸を使う:厚みは出しやすいものの、織り目が粗くなり、高級感が出にくくなります。
- 細い糸をたくさん使う:表面はきめ細かくなります。ただし、細い糸を増やして厚みを出すには物理的な限界があり、織れる機械も限られます。
つまり、きめ細かな表面と厚みは本来両立しにくいものです。当社の高級テープは、糸の選び方や加工、織り方など、さまざまな工夫を重ねてそのバランスを追求し、仕上げています。
高級感は組み合わせで決まる
仕上がりを左右するのは糸だけではありません。経糸の密度、緯糸の打ち込み、織り組織、糸の素材・形状・番手、糸への加工、先染めか後染めか、後加工の有無。この組み合わせで、出来上がるテープは大きく変わります。
同じ厚みでも、滑らかで上品なテープもあれば、カジュアルで素朴な表情のテープもあります。どちらが正解ではなく、製品が求める印象に合わせて選ぶことが大切です。
シルキータッチとハッピーハンズ
「シルキータッチ」は中空ナイロン糸を使い、軽さと柔らかな肌触り、上品な織りの表情を追求したテープです。実は「ナイロンフェザー」と同じ糸を使っていますが、糸の加工を変えることで、製品の仕上がりに大きな差が生まれます。同じ糸でも、加工ひとつで表情が変わる好例です。「ハッピーハンズ」は、握り心地とボリューム感に特徴のあるリサイクルポリエステルのテープです。
風合いを重視しても、強度は十分
中空糸のように軽さや風合いを優先したテープは、通常の糸より強度が下がります。それでも当社の試験例では、38mm幅の中空糸ナイロンテープ「フェザー」で13,200N(約1,346kgf)あり、バッグの用途には十分な強さです。詳しくは「ナイロンテープの強度」の記事をご覧ください。
よくある質問
Q. 厚みがあって、きめ細かいテープはありますか?
A. 厚みと表面の細かさは両立が難しい要素ですが、糸の選び方や加工、織り方を工夫したテープをご用意しています。イメージや試作品があればお見せください。
Q. 柔らかいテープは強度が心配です。
A. 一般的なバッグの用途であれば、十分な強度があります。重い荷物を入れる用途では、ナイロンテープもあわせてご検討ください。
商品・お問い合わせ
シルキータッチ:https://kasai-tex.jp/shop/product/nylon-tape/silky-touch-1065/
ハッピーハンズ:https://kasai-tex.jp/shop/product/polyester-tape/happy-hands/
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お問い合わせ:https://kasai-tex.jp/contact/